自分の中から仏の命が出せれば、それが正解です。 〔#243〕

働きを中から出す



信心は、だれのためのものでもない。すべて自分自身に生ききっていくための信仰であり、行動である。

自身の福徳を増し、幸福の道を開いていくための信心なのである。


We practice this Buddhism for our own sake. The purpose of our faith and practice is to live true to ourselves.
「幸福と平和を創る智慧」4-3/ The Wisdom for Creating Happiness and Peace 4-3


日蓮が墨にそめ染め流したものは一体何か。

そう、たましいですね。

日蓮の「たましい」を染め流したから

信じていきなさいと言っています。

そして、一体何が正解かと言えば、

自分の中からその仏の命を出すことができれば、

それが正解となります。


他の誰でもなく、私が出せればいいわけです。


どんな人種でも、どこに住んでいても、千年後でも一万年後でも、持つ人すべてに例外なく当てはまる。

そこに、「信」以外の条件設定はありません。


これが、生粋の日蓮仏法の姿ですね。


それぞれが、あなたのままで、

自分自身に生ききっていくための信仰であり、

自分が幸せになり、他の人にもこの方途を伝えていきたいと願う。


日蓮がたましいは、最強の仏縁となってそんな命に反射し、

息を吹き返し、

その人にとって必要な働きを、その人の中から呼び起こす。


なぜ日蓮は、日蓮が書いたものだから信じなさいと言わず、

日蓮がたましいを染め流したから信じなさいと伝えたのか。


本因であるあなたの中から、

日蓮がたましいと同じ仏の命を出すことができれば、それが正解だからです。



後は己の実践あるのみ。

此の御本尊も只信心の二字にをさまれり(御書1244㌻)
──この御本尊も、ただ信心の二字に収まっているのである──
“This Gohonzon also is found only in the two characters for faith” 9 (WND-1, 832)


素晴らしき人生を!





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