「自体顕照(じたいけんしょう)」とは英語でどう言うの?
みなさん、こんにちは。
今回のテーマは自体顕照(じたいけんしょう)です。
英語では、”revealing one’s intrinsic nature”と表現するようです。
直訳すると、「自分に元々内在しているものを表す」というようなニュアンスになります。
前回やりました「桜梅桃李」と一緒に覚えておくといいかもしれませんね。
自体顕照とは?
せっかくですから、先生が「自体顕照」の説明をしてくださっていますので、一緒に見ていきましょう。
自分は自分らしく生き抜くところに、自分としての価値が光る。
When you live in a way that is true to yourself, your real value as a human being shines through.
仏法では「自体顕照」と説く。
自らの体を、本来の自分を顕現させる。顕し、輝かせていく。
そして周囲を照らしてく。
Buddhism teaches the concept of revealing one’s intrinsic nature.
This means to reveal your genuine innate self, your true inherent potential and bring it to shine, illuminating all around you.
これが最高の「個性」であり、「独創」です。
It refers to your most refined individuality and uniqueness. 引用元:青春対話Ⅰ/Discussion on youth
海外のメンバーに対して
インドでの質問会
BSG Culture Centre, New Delhi, India, February 16, 1992
Q:SGIの指導として、「雄弁」や「知性」「慈愛」などが目標に挙げられていますが、自分はなかなか実行できません。
A:
ありのままの自分でよいのです。
題目をあげきりながら、自分らしく、伸び伸びとと進んでいけばよいのです。
自体顕照です。
本来の自分自身を輝かせていくのが大聖人の仏法です。そうでなければ、偽善者になってしまう。
Just be yourself. All you have to do is keep chanting Nam-myoho-renge-kyo and advance freely in a manner that is true to yourself. That is what the Buddhist principle of revealing one’s intrinsic nature is all about. By practicing Nichiren Buddhism, we can bring our true self to shine. If this were not the case, we’d be frauds.
人間革命への努力は、当然、必要ですが、つくられた「雄弁」や、つくられた「慈愛」、見せかけの「知性」など必要ありません。
Naturally, we should exert ourselves in our human revolution, but there is absolutely no need to resort to false or contrived eloquence, compassion or wisdom.
日々、題目をあげて、皆の幸せを祈っていく。
また、できる限り人に親切にし、優しくし、自分の人格を磨ていく。
そうした努力を重ねることは大切でしょう。
What’s important is to continue making effort daily, chanting and praying for the happiness of others, doing your best to be kind and considerate to those around you, and polishing your own character.
しかし、なかなか奥さんも大事にできないのに、他人を大事にできるわけがない(笑い)。「慈悲」なんか、なかなか出るものではありません。このことは戸田先生も、よく言われていた。
But, as Mr. Toda often pointed out, if you can’t treasure your spouse or those closest to you, you won’t be able to treasure others. Compassion, he said, doesn’t flow forth so easily.
ありのままの「凡夫」そのもので進んでいく。
題目根本に、少ししずでも向上していく。
Surely the correct path and most dignified way to live is to advance just as we are, as ordinary people, striving to improve ourselves even just by small increments based on chanting Nam-myohorenge-kyo.
これが正しい姿であり、人間らしい生き方ではないでしょうか。
仏法は無理のない、万人に開かれた大法なのです。
Nichiren Buddhism is a great teaching that is open to all people; it does not make irrational or unreasonable demands.
引用元:「幸福と平和を創る智慧」12-7/ The Wisdom for Creating Happiness and Peace
どうでしたか?
特に海外のメンバーに対しては、不安にさせないように、優しく分かりやすくどうしていったらいいのかを伝えていますね。
やたら厳しくしても、言葉自体が浮いてしまって自分のものになってはいかない。どういうふうに伝えたら、みんなが安心し、納得し、信心を続けていけるのか。ここにすごく心を配られているのが分かります。学ぶべきところですね。
「英語で創価」は「英語で創価」らしく前進していきます。
ほふく前進だけど。。笑。
素晴らしき人生を!