題目カードって何だ?〔#175〕

アメリカ創価学会のお土産
題目カード

私がアメリカのお土産で買ってくるものに、この題目カードがあります。

購入する場合は名刺ぐらいのサイズで、割と固めの用紙に印刷されているものが手に入れられますが、アメリカSGIのサイトに行けば、無料でダウンロードできます。

日本の学会公式ホームページのでも、さまざまなテンプレートが載っています。

日本の方がダウンロードできるようなものがはるかに多いですが、アメリカのように外に向けて発信するものというより、内部で使うもの(唱題表や入場券など)がメインですね。


カードに何て書いてあるの?


NAM-MYOHO-RENGE-KYO南無妙法蓮華経

と、それ以外に何か小さく言葉が書かれていますね。

読んでみますと、

"The Key to Unlocking Your Highest Potential"と言っています。

"Potential"って、日本語でも「ポテンシャル」ってそのまま使っていますが、

「潜在的に持っている力」だったり、「将来的に発展しうる可能性」のようなニュアンスで訳されるようです。

そのポテンシャルがhighest」、つまり最も高い部分をさし、

最高の自分を開ける鍵」というような内容になりますね。

つまり、

「南無妙法蓮華経とは最高の自分を開ける鍵なんです」というようなことが書かれています。


「仏教」だとか、なんだとかの情報はカードの表にはありません。

ただ、この2つの情報のみが載っています。


まあ、確かに初めの情報として

「仏教なんですけどね」、って言われたら、

自分と関係がある話とはまず思わず、

自分の人生にその発想は合うか合わないか、っていう流れに行きがちです。


「最高の自分を開けれる鍵の話なんですけどね」、ってまず言われたら、

すべての人に「関係のある話」の範疇にスコーンと入ってくる。


釈迦がどうしたとか、日蓮がどうだとか、宇宙根源だとか、こんな話がどこか遠く感じるのは、自分の人生には関係のない話だと感じてしまうからなのか。

それはあなたのことで、あなたの話をしているんだとはなかなかピンとこない。

本来はそれを解き明かしたものであるにも関わらず・・。


このカード、たったこれだけですが、

これを使うことで話がすぐ核心をつくようにできています。

アメリカはたまに、

1つの事を100ぐらい丁寧に説明するパターンと、100の事を簡潔に言うパターンが登場します。

今回は後者の方ですね。

この何が伝われば核となりえるのか、木の幹が分かれば、

自身の実践を通して、自身の枝葉は無数に広がっていきます。

そして、ずんぐりむっくりの木になった私は

このように歌います。

この木なんの木 気になる木
みんながあつまる 木ですから
みんながあつまる実がなるでしょう ♪


・・・はい。

ということで、話は長くなってしまいましたが、

なかなか優れもののカードですよ。

ぜひ、お一つどうぞ。

では!




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