題目カード |
購入する場合は名刺ぐらいのサイズで、割と固めの用紙に印刷されているものが手に入れられますが、アメリカSGIのサイトに行けば、無料でダウンロードできます。
日本の学会公式ホームページのでも、さまざまなテンプレートが載っています。
日本の方がダウンロードできるようなものがはるかに多いですが、アメリカのように外に向けて発信するものというより、内部で使うもの(唱題表や入場券など)がメインですね。
カードに何て書いてあるの?
NAM-MYOHO-RENGE-KYO(南無妙法蓮華経)
と、それ以外に何か小さく言葉が書かれていますね。
読んでみますと、
"The Key to Unlocking Your Highest Potential"と言っています。
"Potential"って、日本語でも「ポテンシャル」ってそのまま使っていますが、
「潜在的に持っている力」だったり、「将来的に発展しうる可能性」のようなニュアンスで訳されるようです。
そのポテンシャルが「highest」、つまり最も高い部分をさし、
「最高の自分を開ける鍵」というような内容になりますね。
つまり、
「南無妙法蓮華経とは最高の自分を開ける鍵なんです」というようなことが書かれています。
「仏教」だとか、なんだとかの情報はカードの表にはありません。
ただ、この2つの情報のみが載っています。
まあ、確かに初めの情報として
「仏教なんですけどね」、って言われたら、
自分と関係がある話とはまず思わず、
自分の人生にその発想は合うか合わないか、っていう流れに行きがちです。
「最高の自分を開けれる鍵の話なんですけどね」、ってまず言われたら、
すべての人に「関係のある話」の範疇にスコーンと入ってくる。
釈迦がどうしたとか、日蓮がどうだとか、宇宙根源だとか、こんな話がどこか遠く感じるのは、自分の人生には関係のない話だと感じてしまうからなのか。
それはあなたのことで、あなたの話をしているんだとはなかなかピンとこない。
本来はそれを解き明かしたものであるにも関わらず・・。
このカード、たったこれだけですが、
これを使うことで話がすぐ核心をつくようにできています。
アメリカはたまに、
1つの事を100ぐらい丁寧に説明するパターンと、100の事を簡潔に言うパターンが登場します。
今回は後者の方ですね。
この何が伝われば核となりえるのか、木の幹が分かれば、
自身の実践を通して、自身の枝葉は無数に広がっていきます。
そして、ずんぐりむっくりの木になった私は
このように歌います。
この木なんの木 気になる木
みんながあつまる 木ですから
みんながあつまる実がなるでしょう ♪
・・・はい。
ということで、話は長くなってしまいましたが、
なかなか優れもののカードですよ。
ぜひ、お一つどうぞ。
では!