勤行をするっていうことは 〔#261〕

心のきんにくん
心のきんにくん


勤行という行に励むことは、毎日の「心のトレーニング」です。
自分自身の生命を清浄にし、エンジンをかけ、軌道に乗せていくことです。
心身ともに回転を促し、リズムを整えていくのです。
 

Exerting ourselves in the practice of reciting the Lotus Sutra each day amounts to what we might call a spiritual workout. It purifies and cleanses our lives, gets our motors running and puts us on the right course for the day. It gets our bodies and our minds working smoothly and puts us in the rhythm, in sync, with the universe.
青春対話ⅠP409/Discussions on Youth P221-222
全部、自分のためです。
義務ではなく、自分の権利です。


Basically, you do both [recite the sutra and chant Nam-myoho-renge-kyo] for yourselves.
Your practice of reciting the sutra morning and evening and chanting Nam-myoho- renge-kyo is not an obligation- it is a right.


御本尊は決して、拝んでほしいなどどは言われていない。
...やった分だけ、自分が得をする。


The Gohonzon will never demand that you chant to it...
The more you exert yourselves in faith-in reciting the sutra morning and evening- the more you stand to gain.
青春対話ⅠP408/Discussions on Youth P221-222
少しずつでも、毎日することが大事です。
毎日、ご飯を食べてエネルギーとなる。勉強も毎日、積み重ねることによって力となる。
「毎日の生活が即人生」となる。
だから「毎日の生活即向上」でなければならない。


Doing even a little bit every day is important. The food we eat each day turns to energy for our bodies. Our studies, too, become a valuable asset when we make steady efforts on a daily basis.
For that reason, we should strive to live each day so as to continually improve ourselves.



その推進力が勤行です。

その意味で、初詣だけ行くような、
年に何回かだけ祈るということは、全くの形式であり、ナンセンスです。


The driving force for this is our morning and evening practice.
Simply offering prayers on a handful of occasion throughout the year- like the droves of Japanese who flock to Shinto shrines or Buddhist temples at New Year's to pray to various gods and Buddhas for protection in the coming year- is just empty ritual and ultimately meaningless.

青春対話Ⅰ409/Discussions on Youth P221-222


「ナンセーンス!」笑。

言葉のチョイスに思わず笑ってしまいました。

さあ、前回に引き続き、先生のちょっと江戸っ子気質が出ている、私の大好きな指導をご紹介してみました。

勤行というのは、毎日の「心のトレーニング」なんですよと簡単に解説してくれています。

分かりやすいですね。

毎日やっていくことで、力強く祈れるようになりますし、持久力といいますか、集中力が切れることがだんだんなくなっていきます。

真剣に祈るためには、心の「きんにくん」が必要なのです。


最近、「身体の筋肉をつけると幸せな物質が脳から出てくる」というようなことをどこかでやっていて、へぇ~、今の科学ってそんな面白いところ見つけれるんだなぁと思ってみていたのですが、

いわんや、心の「きんにくん」を鍛えている私たち。

外見はガリガリでも、ブヨブヨでも、心はムキムキです。

そして、心の「きんにくん」の力こぶを見せながら、

声を大にして叫びたい。。



”パワー!!”


・・・ハッ(笑)。


※意味が分からない方は、「なやかまきんに君」さんの持ちネタを検索してください。




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