リーダーシップのマニュアル(アメリカ) 〔#116〕

創価学会ホームページ

創価学会の公式ホームページは世界中にあるんだよ。


創価学会のホームページって、ご覧になったことがありますか?

私は大好きなので、ちょくちょく見ているのです。


あっ、創価学会のホームページっていうのは、

別に日本だけじゃないんですよ。


創価学会のメンバーは世界192ヶ国地域にいますので、

公式のホームページだけでも、世界中にあります。


今はありがたい事に、日本にいながらでも、

世界中の創価学会は何をしているのか

ある程度の情報が入ってきます。


本当は各国の様子をもっと見たいのですが、

なにしろ日本語で読めるのは当然

日本のホームページだけ。(当たり前だけど)

英語圏のホームページはもちろん英語なので、

ギリギリの理解力でチャレンジしているわけです。

もちろん、世界は英語圏だけではありませんので、

それ以外の言語(スペイン語やフランス語など)は

もう笑けるほど、ちんぷんかんぷん。


それが非常に残念ではありますが、

そういうホームページが存在していて、

現地のメンバーが本当に存在していて、

国は違えど頑張って活動していることが肌で

感じられるだけでもとても面白いんです。


アメリカ創価学会のホームページに掲載されているリーダーのマニュアルは、誰でも閲覧できるんだよ。


その中でも一番情報を発信しているのはやはりアメリカ。→https://www.sgi-usa.org/


面白いのは、自主規制という概念がちょっと弱いため

(決しておちょくっているわけではありません)

なんでもホームページに載っています(笑)。


具体的な数字や個人情報の類はさすがに載せていませんが

(たぶんアクセス権があれば見れる)

タイトルのように、リーダーシップのマニュアル程度なら、だれでも閲覧できます。

110ページもありますけど(笑)。
http://www.sgi-usa.org/memberresources/leaders/manuals.php)


対応のバラツキを無くす


「どういうポジションの人」が「どの範囲」で「何をする」のかが

実に明確に文章になっています。


そのリーダーの責任感や良心、常識に委ねる部分を

あえて明確にすることは、「対応のばらつきを無くす」という意味でも効果があるのでしょう。


例えば、

「未成年のメンバー1人と単独で一緒に個室の中にいることを避ける」
Generally, an adult should not be alone with a minor in a closed room..

「未成年のメンバーを会館以外に連れ出す場合は、保護者の同意書のサインがいる」
 Consent forms should be signed by the parents or guardians of future division members who participate in activities outside of the official SGI-USA Buddhist centers...

このように、

未成年とのかかわりに関しては特に気をつかっているのがわかり、

小学生のような未来部を担当するリーダーがサインする書類には

運転履歴、性犯罪などがなかったかの犯罪歴、

つまりバックグラウンドチェックをする場合もあることが

きちんと明記されています。


こういうのをちゃんと外部に見せるという発想が

日本にはなかなかないですね。


学会員の名簿一つとってみても、

どんなフォーマットで

どのように管理しているのか、

どこまでを学会員として名簿にのせるのか

こんな情報の扱い方も非常に明確で、それも外部にオープンにしています。


全部が全部を真似する必要はもちろんないとは思いますが、

活動しやすいように明確にするという考え方はとても参考になるのではないでしょうか。



いくら声を張り上げたところでなかなか払拭できない

世間的なイメージ、例えば、

創価学会は「むっちゃぼったくる」とか、

創価学会は「むっちゃ洗脳されて常識が通じない」とか

意外にこういうところをオープンにすることが自然と理解を深める一番有効な手段なのかもしれません。


当のアメリカのメンバーたちは、

それぞれにいちいち配布するのが面倒だからという

単純な理由からの可能性が高いですが。。



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