Why It Matters /なぜそれが重要なのか 〔#136〕


学会員の中では、じーちゃん、ばーちゃんは敬意を込めて「多宝会」と呼ばれています。

ちなみに「多宝会」は英語で” Many Treasures Group (メニー トレジャーズ グループ)”といいまして、

この「多宝会」「Many Treasures Group」の 呼び名とそれを意味するものは世界共通です。

この多宝会のメンバーと若者たちが同じ空間で話をしているっていうのは、世間一般でみると、なかなかユニークな集まりだと思っているのですが、

日本でも海外でも、「どう若い世代に関わって次のバトンを渡していくか」というのは共通のテーマですね。

アメリカでは、活動といっても、個々人が割と自由に、ポップにやっているイメージが強いですが、ちゃんと若い世代との関わりを大切にしていているようです。

今回は、「どのように意識して関わっているのか」ということをアメリカの多宝会のメンバーにインタビューした記事がありましたのでご紹介致します。(抜粋)


ワールドトリビューン紙 2017年7月7日号より抜粋
World Tribune July 07,2017



メアリー・スミスさん(支部メンバーケア・アドバイザー、シカゴ)

池田先生は若き後継者の育成に全生命をかけて戦ってこられました。
多宝会メンバーとして、私たちは今日の青年部が私たちの後継者であると信じています。

SGI President Ikeda’s whole life has been geared toward raising successors. As a Many Treasures Group member, I feel that today’s youth are our successors.

もし私たちが青年部をサポートせずその基盤を築けないとすれば、私たちが戦ってきたことは全て無に帰してしまいます。If we can’t support and lay the foundation for them, everything we fought for will be for nothing

それは断じてあってはなりません。
—we can’t allow that.

私が1974年に信心を始めたとき、よくリーダーがこう激励してくれました。もし私が広宣流布の戦いの成功を祈って真剣に唱題していけば、自分自身の夢も実現するのである、と。新入会メンバーとして、私は1プラス1が百万になるような話は信じられませんでした。
When I started practicing Buddhism in 1974, my leaders would encourage me that, if I sincerely chanted for the success of any campaign for kosen-rufu, I would realize my personal dreams, too. As a brand new member, I couldn’t see how one plus one could equal a million.

しかし、戦いの成功を祈って唱題に挑戦していったところ、私の人生が変わりました。事実、私はガンを4回も克服しました。
But as I challenged myself to chant for the success of a campaign, my life did change. In fact, I’ve overcome cancer four times,

今、次の挑戦に立ち向かい、克服する用意が出来ています。それが何であれ、私は自分自身に質問します。
and I’m prepared to face and overcome my next challenge, whatever it may be. I ask myself,

青年をサポートするため、いかに自分の生命を磨いていくか。そして、いかにすればより多くの青年たちにこの素晴らしい信心を教えていけるだろうか、と。
How else can I polish my life to support the youth and how can I attract more of them to this wonderful practice? How are you sharing about this goal in your local organization? 

タルマジェ・ブラウンさん(支部壮年部リーダー、アトランタ)

数カ月前、東デカルブ・ロクデール支部には青年部の活動家メンバーは一人きりでした。今は6人の青年メンバーが活躍しています。
A few months ago, there was only one active young man in East Dekalb Rockdale Chapter. We now have six active young men,

彼らは毎週木曜日にわが家で企画会をしています。
and they hold core meetings every Thursday at my house.

私も車の運転で、どんな青年部の活動でもサポートしています。もし青年部から電話があれば、私は即座に対応するのです。
I also support with transportation for any youth activity the young men might have. If they call me and I’m available, it’s done.

機敏に動くことで、少しでも青年部のお手本になれれば、という願いからです。
My idea is to keep them active through my own actions and example.
 


なんか、ちょっとイメージが変わってきませんか?

なんか、ちょっと日本より楽しそうだなーっていう、何て言うか、「隣の芝生は青い」感じ(笑)。

でも、アメリカだろうと日本だろうと、青年を育てていこう、そこに自分もかかわっていこうとする姿勢、真摯な姿勢はどこにいようと全く変わらないということ。

言葉が違っても、この多宝会のメンバーがどんな気持ちで関わっているのか、

この心意気はビンビン伝わるところが、同じ同志って感じでいいですよね。

では!  



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