仏法の楽観主義は「なんとかなるだろう」というような
“現実逃避の楽観主義”ではない。
Buddhist optimism is not the escapist optimism of those who throw up their hands and say, “Somehow or other things will work out.”
むしろ悪は悪として、苦しみは苦しみとして直視する。
そして、それと断固、戦う。
Rather it means clearly recognizing evil as evil and suffering as suffering and resolutely fighting to overcome it.
どんな悪や苦難とも「戦える自分自身」を信ずるのです。
そういう“戦う楽観主義”です。
It means believing in one’s ability and strength to struggle against any evil or any obstacle. It is to possess a fighting optimism.
引用元:法華経の智慧(5)/The wisdom of the lotus sutra vol Ⅴ
ー「戦える自分自身」を信ずるー
この一言にグッときますね。
どんな人が幸福かの極論を言えば、「心が強い」ってことなのかもしれません。
でも自分の弱い命と向き合うって、なかなか難しいですよね。
だから、これは「戦い」なんだということです。
どんなに繕って見えないように隠そうとしても、自分からは逃れられないように、事あるごとに命から湧き上がってきてしまう。
そこにどこまでも苦しんでしまうのも自分自身です。
だから、これは「戦い」なんだということです。
どんなに繕って見えないように隠そうとしても、自分からは逃れられないように、事あるごとに命から湧き上がってきてしまう。
そこにどこまでも苦しんでしまうのも自分自身です。
だから、『「戦える自分自身」を信ずる』ーー絶えず湧き上がってくる、絶えず引っ張られる弱い命のままにしておかない「戦い」を積み重ねていくことが大切ですね。
あと5分唱題をあげよう。
あともう一人に励ましの連絡をいれてみよう。
自分は絶対にできるはずだから。
自分は絶対に乗り越えれるはずだから。
そんな一歩前に進めていく自分自身を、戦える自分自身を信じよう。
素晴らしき人生を!