心に染みる一言 #37 〔#154〕

火にまみれたわたし
あたしなんて。。


たとえ諸君が、自分で自分をだめだと思っても、
Even if you think you’re hopeless and incapable,

私はそうは思わない。
I know you’re not.

全員が使命の人であることを疑わない。
I have not the slightest doubt that each of you has a mission.

だれが諸君をばかにしようと、
No matter what others may say,

私は諸君を尊敬する。
I will always respect you

諸君を信じる。
and believe in you.

今がどうであれ、
No matter what your present situation is,

すばらしい未来が開けることを私は絶対に確信しています。
I am absolutely certain that a wonderful future awaits you.


引用元:「幸福と平和を創る智慧」
“The Wisdom for Creating Happiness and Peace”

どうでしたか?

とても心に染みてくるメッセージなので、皆さんにもご紹介してみました。

先生の言葉は、何だか不軽菩薩と重なっているような気がしますね。


このメッセージは、励ましの中でも究極のところを突いている。

自分に確信をもつことは、なかなか難しいですからね。

法華経にある三車火宅の譬えにもありますが、

家が燃えている中にいる子供たちはその火という、自分自身の苦悩が、いつか自分を滅ぼしてしまうという恐ろしさを知りません。

自分に語り掛ける言葉が、やり場のない怒りだったり不満で満ちていることは、それこそが自分を最も阻んでいるものなんだということには、なかなか気づきにくい。

その苦悩の炎は、自分のところじゃないと思ってしまうからです。

この譬えですが、

最終的に子供たちは、長老の言葉かけで自力で外に飛び出してきましたね。

外に飛び出すのは結局自分なんです。

自分自身の中に、最高の自分がいるんだということ。

先生は、こんな炎に包まれた自分に確信を与え、励ましてくれる。

あとは自分次第なんです。

だってその炎は、他の人でも、ましてや先生でもない。

その炎の主は、結局あなたなのだから。


影が曲がっていることが、自分の体が曲がっているからだと気づく人は少ない。

自分の体に直接働きかけるものに出会えることは、稀です。



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