みなさん、こんにちは!
さて今回は、
私の大好きな、宗教ジャーナリストの”クラーク・ストランド氏”のインタビューを皆さまにご紹介します。
この方「元禅僧」で僧侶資格をもっていたようで、いわゆる流行りのメディテーションというより、「がっつり僧侶」だったわけですが、
それから宗教ジャーナリストになるという、非常にユニークな経歴の方です。
実は・・彼の大ファンなのですっ!(笑)。
うふ。
大好き。
何冊か書籍を持っていますが、
まずもう、この人むっちゃくちゃ賢い!(笑)。
どんなことでも、何言われても、
平然と論破しちゃう膨大な知識量といい、
頭の回転の良さと言い、
ウィットにとんだ言い方といい、
まず、自分には持っていない頭脳にほれぼれしてしまいます。
それに、
自分がいいと思ったことはいいと言い切る純粋さと、
芯の強さと実力に圧倒されるというか、
まあ早い話が、
私のドストライクの人です(笑)。
親子ほどの年齢が離れているとは思いますが、
本当にホレボレする頭脳です。
素敵です。
今回のインタビュー記事は、
新しく発売した書籍に伴い、アメリカのワールドトリビューン紙から軽くインタビューを受けたものです。
サクッとこのインタビューには答えているのでちょっと残念なのですが、世界的にも有名な宗教学者は、こんな感じの人だということを是非皆さまに知ってほしいと思って掲載いたします。
あ、ちなみに、この方は学会員ではありません(笑)。
※なぜ学会員ではなくて、ここまで研究しているのかは是非彼の本をお読みください。
このインタビューでは、なぜアメリカにSGIは根付いたのかなどを語っています。
それでは皆さんと一緒に見ていきましょう。
World Tribune:
Thank you for taking time to speak with us. How did you become interested in Buddhism?
ワールド・トリビューン:
ご多忙の折、時間を取っていただき、ありがとうございます。まず、あなたが仏教に関心を持つようになったきっかけは何ですか。
Clark Strand:
I have been practicing Buddhism since I was a teenager. I gradually drifted more deeply into Zen, until I visited a Zen Buddhist monastery in the fall of 1977 and decided to start formal training there the following year.
I became immersed in Zen and studied that exclusively for about 14 years. Eventually, I became a monk and a teacher at a New York Zen center in Manhattan.
クラーク・ストランド :
私は十代のころから仏教になじんできましたが、次第に禅仏教に傾倒していき、1977年の秋、禅の修道場を訪問し、翌年から正規の訓練を受けるようになったのです。
私は禅に没頭して、およそ14年間、集中的に勉強しました。結局、私は禅僧になり、マンハッタンにあるニューヨーク禅センターの教師を務めました。
WT:
What an interesting path. What led you to research other forms of spirituality?
WT:
とても興味深い道のりですね。それで、なぜ他の宗教を研究するようになったのでしょうか。
Strand:
In 1990, I found myself with a shaved head, feeling that I had somehow bitten off more than I could chew.
I didn’t want to be a monk. I was becoming more and more convinced that for Buddhism to really take root in America, it would have to address more of life than could be handled on a meditation cushion.
I wanted to have a family. I wanted something that seemed more directly connected with modern life. So I left.
ストランド:
1990年、私は自分の坊主頭をなでながら、もうこの状態は自分の手に負えないところまできた、と感じるようになったのです。
本当のところ、僧侶になりたかったわけではないし、はっきりと分かったことは、仏教がアメリカの大地に根付くためには、ただメディテーション(瞑想)にひたるよりも、もっと人間の現実の人生に関わることが大切なのだということです。
私は、家族を持ちたいと思ったし、現代の世界に直接に関わっている何かがほしかったのです。
WT:
We understand that you first learned about the Soka Gakkai while serving as senior editor of Tricycle: The Buddhist Review. How did you end up at the magazine?
WT:
あなたが初めて創価学会のことを知ったのは、仏教雑誌「トライスクル」の編集長をされていた時と理解していますが、どういう経過でトライスクル誌に関わるようになったの
ですか。
Strand:
After I left the monkhood, I became fascinated with other schools of Buddhism and, based on someone’s recommendation, interviewed for a job at Tricycle. In 1994, I was hired as senior editor. The magazine was the nexus point for all information flowing into America from around the world regarding Buddhism. Everything crossed my desk. It was during those years that I started to get a sense of what were the general outlines of American Buddhism.
ストランド:
禅僧をやめてから他の仏教宗派に魅力を感じていました。ある人の勧めもあって、トライスクル誌の編集スタッフの仕事に応募したところ、1994年、私は編集長として採用されました。同誌は、世界中からアメリカに入ってくる仏教に関するあらゆる情報の交差点と言えます。ありとあらゆる情報が私のデスクを行き交います。私が「アメリカの仏教とは何か」という総合的な概念を組み立て始めたのは、そんなころだったのです。
各宗派を自ら実体験して
WT:
What was your approach to researching different sects of Buddhism?
WT:
さまざまな仏教宗派を検証していくために、どのようなアプローチの方針で臨んでいきましたか。
Strand:
I’ve always felt that you could write about a practice, you could state the facts and have an opinion on it and interpret it historically, but you couldn’t write authentically about it unless you had tried it yourself. I did everything. I would go and meet the Hasidic rabbis and Tibetan monks or Pure Land monks or Hindu yogis. I even studied Islamic prayer with various people. That approach worked especially well with the Soka Gakkai.
ストランド:
いつも感じていたことですが、その宗教の実践について書いたり、その事実を述べたり、またそれについての感想や歴史的な解釈を書いたりしますが、しかし、筆者が実際にその宗教を体験しない限り、正確な論評はできません。私は、すべて自分で体験しました。
ユダヤ教ハシッド派の牧師にも、チベット仏教の僧にも、浄土宗の僧にも、ヒンズー教の修行僧にも直接会って話を聞き、実践体験もしました。 また、イスラム教の礼拝も勉強しました。そうしたアプローチの方法は、創価学会の場合は、特に効果的でしたね。
WT:
How did you learn about the SGI?
WT:
SGIについては、どのようにして知ったのですか。
一枚の写真がきっかけに
Strand:
By the time I left Tricycle in 1996, I felt my Buddhist education had finally begun in earnest. I had learned enough about the world of Buddhism and Buddhist thought, in general, and made enough friends with teachers, that I was in a position to do some mature thinking.
I began to write my own books and articles. That was when I started studying the Kamakura Buddhism Era, the period when Buddhism was becoming popular in Japan and Nichiren Buddhism was being established. I had studied every aspect of Kamakura Buddhism in great depth and detail before I got to Nichiren and discovered the SGI.
In 2003, as America was about to invade Iraq, I saw a photo of the milk bottle cap prayer beads Josei Toda had fashioned in prison. I was deeply moved just by the photograph and became interested in finding out about his life and what happened to him after the war. As a contributing editor, I had just started a new series at Tricycle at the time called “Parting Words.” I went to the SGI-USA Culture Center in New York City to see if there was a photograph of those prayer beads and ended up writing a short article called “A Moment’s Weight” about what it must have felt like for Toda to resist the war at the cost of his personal freedom.
ストランド:
1996年にトライクル誌を退社したころには、自分の仏教についての教育は、やっと本格的な段階に入ったと感じるようになっていました。仏教の世界や仏教思想については、ほぼ十分なほど学び、また多くの教師と友人関係を結んでいましたので、そろそろ何かもっと深い、円熟した考え方を構築すべきだと思ったのです。
そこで、私は原稿を書き、著作を執筆するようになりました。そのなかで私は鎌倉時代の仏教について勉強し始めたのです。鎌倉時代には、各派仏教が人々の間に広まり、日蓮仏法も興りました。 私は日蓮仏法に行き着き、SGIを見出す前に、鎌倉仏教について広く深く細部に至るまで勉強しました。
2003年、アメリカがイラク攻撃を始めるころ、戸田城聖氏が牢獄で牛乳ビンのふたで作ったという数珠の写真を目にしたのです。私はその一枚の写真に深く心を動かされ、戦後、戸田氏はどうなったのか、その人生について詳しく知りたいと思ったのです。
その時、私はトライスクル誌に寄稿編集者として、「別離の言葉」という新連載を開始したばかりでした。そこでアメリカSGIのニューヨーク文化会館へ赴いて、その数珠の写真がないかと尋ねたのです。 結局、「瞬間の重み」という短い記事を書きました。自身の自由を犠牲にしてまで戦争に抵抗した戸田城聖氏の思いはどのようなものだったろうか、という内容です。
WT:
What was your impression of the SGI as you got to know it?
WT:
あなたのSGIの印象はどうでしたか。
Strand:
At some point, I realized that the SGI was the largest Buddhist organization in the country with the best infrastructure,
and yet it almost never got written about in the magazine. I could only assume that, for some reason, we hadn’t been receptive to Nichiren Buddhism, because we always prided ourselves on being fair when it came to publishing articles on all different schools of Buddhism.
I called up the editor-in-chief who is a friend of mine. I said: “It’s ridiculous that we have this magazine that purports to cover Buddhism in America, and it’s never published a legitimate feature-length article on the SGI, its history and its rapid growth in America. Someone needs to do that.”
He said, “Well, I think that should have happened on your watch.” He was right. I should have made sure the magazine published articles on Nichiren Buddhism when I was there in the ’90s, but I didn’t.
He gave me the time and space to write an in-depth article, “Born in the USA: Racial Diversity in Soka Gakkai International” [published in the Tricycle Winter 2003 edition].
As part of my research, I went to local meetings, called people and met members one to one. I couldn’t believe there was this amazing treasure house of Buddhist teaching and practice that had been in my backyard all along. I had been involved in Buddhism for 30 years and didn’t know anything about it. I felt like a kid who had received this incredibly big, wonderful and multifaceted gift for Christmas.
ストランド:
ある時点で、SGIは優れた組織構造と多くの施設を有するアメリカで最大の仏教団体であ ることが分かりました。
ところが、トライスクル誌ではほとんどと言っていいほど、SGIを取り上げたことはないのです。どういうわけか、日蓮仏法に対しては受容性に欠けていたと言わざるをえません。その理由は、編集者としては多くの仏教宗派についての記事を出す場合、どうしても 「公平であること」を強く意識してしまうから、と言えますがーー。
そこで私は、友人である編集長に電話をしてこう言ったのです。「この雑誌の目的はアメリカの仏教をカバーすることなのに、SGIの歴史やアメリカでの急速な発展ぶりなど、今まで一度も特集記事を組んだことがないのはおかしいではないかね。誰かがやるべきだと思うよ」と。
すると彼は、「それは君が監修役として扱うべきだったと思うよ」と答えたのです。その通りです。90 年代に私が在勤時代に日蓮仏法の記事を出すべきだったのですが、しなかったのです。
でも編集長は私に時間と紙面をさいてくれて、「アメリカ生まれ:創価学会インタナショナルにおける人種の多様性」という特集記事を出版しました。(トライスクル誌2003年冬季号)
取材の一環として、私は地元の座談会に出席し、メンバー一人一人と対話しました。こんなに素晴らしい宝のような仏法哲理と実践が、ずっと自分のバックヤードに存在していたことに驚きました。
私は30年間も仏教に関わってきていながら、この日蓮仏法をまったく知らなかったのです。私はまるでクリスマスに大きな素晴らしいブレゼントをもらった子どものような気分でした。
He said, “Well, I think that should have happened on your watch.” He was right. I should have made sure the magazine published articles on Nichiren Buddhism when I was there in the ’90s, but I didn’t.
He gave me the time and space to write an in-depth article, “Born in the USA: Racial Diversity in Soka Gakkai International” [published in the Tricycle Winter 2003 edition].
As part of my research, I went to local meetings, called people and met members one to one. I couldn’t believe there was this amazing treasure house of Buddhist teaching and practice that had been in my backyard all along. I had been involved in Buddhism for 30 years and didn’t know anything about it. I felt like a kid who had received this incredibly big, wonderful and multifaceted gift for Christmas.
ストランド:
ある時点で、SGIは優れた組織構造と多くの施設を有するアメリカで最大の仏教団体であ ることが分かりました。
ところが、トライスクル誌ではほとんどと言っていいほど、SGIを取り上げたことはないのです。どういうわけか、日蓮仏法に対しては受容性に欠けていたと言わざるをえません。その理由は、編集者としては多くの仏教宗派についての記事を出す場合、どうしても 「公平であること」を強く意識してしまうから、と言えますがーー。
そこで私は、友人である編集長に電話をしてこう言ったのです。「この雑誌の目的はアメリカの仏教をカバーすることなのに、SGIの歴史やアメリカでの急速な発展ぶりなど、今まで一度も特集記事を組んだことがないのはおかしいではないかね。誰かがやるべきだと思うよ」と。
すると彼は、「それは君が監修役として扱うべきだったと思うよ」と答えたのです。その通りです。90 年代に私が在勤時代に日蓮仏法の記事を出すべきだったのですが、しなかったのです。
でも編集長は私に時間と紙面をさいてくれて、「アメリカ生まれ:創価学会インタナショナルにおける人種の多様性」という特集記事を出版しました。(トライスクル誌2003年冬季号)
取材の一環として、私は地元の座談会に出席し、メンバー一人一人と対話しました。こんなに素晴らしい宝のような仏法哲理と実践が、ずっと自分のバックヤードに存在していたことに驚きました。
私は30年間も仏教に関わってきていながら、この日蓮仏法をまったく知らなかったのです。私はまるでクリスマスに大きな素晴らしいブレゼントをもらった子どものような気分でした。
アメリ力の文化そのもの
WT:
What stood out to you about the SGI approach?
WT:
SGIのどのような点が印象的でしたか。
Strand:
There were a lot of things, especially the ethnic, socioeconomic and age diversity. Here was a Buddhist organization that represented American culture more fully and more robustly than any Buddhist group I had ever seen. I was very struck by that.
The discussion model was huge, too, because every voice is heard. The SGI doesn’t create a spiritually idealized lifestyle where you’re supposed to become calmer, more centered and more enlightened before you can be said to demonstrate the fruits of Buddhist practice.
The Soka Gakkai says: Bring us the life that you’ve got. We’re going to help you find value, meaning and the truths of Buddhist philosophy in the midst of that life. There is no problem that you can’t bring to an SGI meeting. It really is a full-bodied approach to Buddhism.
ストランド:
それはたくさんありますが、特に人種的、社会経済的、年齢的な多様性が素晴らしい。まさしくアメリカ文化そのものを代表する仏教団体であり、それは他のいかなる仏教グループよりも際立っていて、力強いものです。私はとても感銘を受けました。
SGIは精神的に理想化された生活様式を押し付けたりしません。あなたはもっと落ち着いて、もっと精神を集中して、もっと悟りの姿を示すべきだ、というような。
創価学会はこう言います。「あなたのそのままの人生でいいのです。その人生の中に、仏法哲理の価値と意義と真理を見出せるよう、私たちはサポートし、手助けをしましょう」と。
WT:
In Waking the Buddha, you dedicate a chapter to the SGI’s spiritual liberation from the Nichiren Shoshu priesthood in November 1991. Can you share your thoughts on that subject?
WT:
新著「ウェーキング・ザ・ブッダ」の中で、 1991年11月、日蓮正宗宗門からSGIが「魂の独立」を勝ち取ったことについて一つの章をさいて書かれていますが、この点についての感想を聞かせてください。
Strand:
When a new religious model is born, it is by nature incompatible with the model that came before it. They can’t coexist. Jesus said you can’t pour new wine in old wine skins, because you will burst them if you do. I think that’s the case here. There was no way you were going to introduce a discussion group model into a priestly tradition and expect that to work. The very nature of that model is antithetical to the pulpit-to-pew approach of the priesthood. The authoritarian culture of the priesthood is undercut by open discussion. The model of the Soka Gakkai is everybody speaking and sharing in open dialogue.
Daisaku Ikeda has said over and over again that the spirit of speaking in open dialogue is the true spirit of Buddhism. He is the only Buddhist leader I’ve heard say that and really mean it. That’s the difference between him and every Buddhist leader I’ve met and what most differentiates the Soka Gakkai from Buddhist schools that vest final authority in the figure of a priest, a monk or a teacher.
ストランド:
ある新しい宗教形態が誕生した時、基本的には、それ以前から存在した形態とは相容れないものです。共存はできないのです。 キリストは「新しいワインを古いワィン袋の中に入れてはいけない。もし入れれば、古い袋は破れてしまう」と言いました。対話を主体とするグループを僧侶中心の伝統形態の中に入れてうまく行くと期待するのは、どだい無理な ことです。その新しいグループの性格は、僧侶の説教檀から信徒座席へ、つまり上から下へとという姿勢とはまったく正反対なものです。僧侶の権威主義文化は、開かれた対話によって切り落とされてしまいます。創価学会はオープンな対話によって誰もが語り、情報を分かち合うのです。
池田大作氏は、自由に対話し、話し合うことこそ仏法の真の精神であると繰り返し強調しています。 そのように真剣に語っている仏教リーダーは池田氏だけです。それが、私が 会った他の仏教リーダーと池田氏の違いであり、それこそが最終的な権威を僧侶や牧師に求める仏教宗派と創価学会とを異にさせていると言えましょう。
あなたの時が到来
WT:
What works do you like by Daisaku Ikeda and why?
WT:
あなたが好きな池田先生の著作は何ですか。
Strand:
I confess that my favorite book, the one that I actually turn to most often, is "For Today and Tomorrow".
What I like about that particular book is that you can read a little bit and think about it and try to put it into practice. The Wisdom of the Lotus Sutra series is also among my very favorites. I love that dialogue. Finally, there’s that little book from about years 20 ago, Learning From the Gosho: The Eternal Teachings of Nichiren Daishonin. I’m on my third copy, because I’ve read it so many times they just keep falling apart.
The religious writer and scholar in me always finds Daisaku Ikeda at his best when he is explaining Nichiren. He’s got my complete and full attention when he’s talking about Nichiren.
ストランド:
正直に言うと、一番ひんぱんに手にする本は「日々の指針」(英文:For Today and Tomorrow)です。 その日の短い蔵言を読み、考え、実践に移そうと努力する。それが好きですね。また、「法華経の智慧」も好きな著作のーつです。対話の展開が素晴らしいです。 そして、およそ20年前に出版された小冊子、「永遠の経典『御書』に学ぶ」です。今持っているのは3冊目です。なぜなら、何回も繰り返し読んだためにページががバラバラになってしまったのです。
日蓮を説明する池田大作氏は、私にとって最良の宗教学者であり筆者なのです。池田氏が日蓮を語る時、私は全神経を集中して耳をそば立てるのです。
WT:
What is the meaning behind the title of your new book?
WT:
あなたの新著の題名は、どのような意義を含んでいるのですか。
Strand:
Waking the Buddha is a good metaphor, because Buddhism in this country is finally really ready to wake up. I think the Soka Gakkai will play a big part in the maturing of Buddhism in America. It’s in a position of leadership, partly by virtue of its size, but also because of its basic teaching and temperament.
It’s been through all the growing pains. The SGI now stands firmly on its merit as a school of American Buddhism. I also think a lot more people are ready for its message now.
The exoticism of Buddhism has finally begun to wear off and people have seen the logic of Buddhist teachings to actually help them with their lives. They are finally ready to use those teachings to really make a difference in their lives, and not just to reduce their stress or improve their overall level of compassion. Those are good things in themselves. But that’s not all there is to Buddhism and what it has to offer. Buddhism can guide you step by step and moment by moment through the difficulties and challenges of your life.
ストランド:
「ウェーキング・ザ・ブッダ」は良い比喩です。というのは、アメリ力における仏教はようやく「目覚める」用意が出来上がっているからです。 創価学会は、アメリカの仏教が成熟するために大きな役割を果たすものと期待しています。そのリーダーシップの立場にあると信じます。組織の大きさとともに、基本的な哲理と資質にあります。
発展の過程で多くの苦難を経験しています。SGIは今やアメリ力仏教の正統派として栄誉の座にしっかりと立っているのです。より多くの人々がSGI のメッセージを受け取ろうとしていると思います。
仏教の異国趣味はもはや衰退し、人々は仏法の論理が実際に自分たちの生活、人生に役立つことを認識しているのです。単にストレスを解消するだけでなく、自分の人生を変えるために仏法の教えを適用しようとしています。 仏法は、私たちが直面する困難な問題に一瞬一瞬、そして一歩一歩、勝利へ向かって導いてくれるのです。
WT:
Any parting thoughts for our members?
WT:
アメリカSGIメンバーのためにメッセージ をお願いします。
Strand:
Only that now is your moment. The SGI in America has reached a point of maturity.
The self-empowered, optimistic teachings of Nichiren Buddhism, especially with their emphasis on community and the oneness of person and environment, and the idea that one individual can make a difference through determined and dedicated spiritual and practical effort—that is a teaching whose time has really come.
ストランド:ーつだけ、「今こそあなたの時到来です」と言いたい。アメリ力SGIは成熟の時代を迎え ています。日蓮仏法の自立能動と楽観主義の精神に立ち、また依正不二の原理に基づい て、自分の地域社会を大切にしましょう。強い決意の一人が立てば、環境が大きく変わっていきます。それこそが、“時が到来した” という意味ではないでしょうか。
(World Tribune 5/9/14)
****
どうでしたでしょうか。
こういうのを平然と言ってのけるところに、彼の芯の強さを感じるのです。
そして、彼の本の裏にある書評を書いている3人も、みんな学会員ではなさそうですが(NY禅センターの設立者koshin paley ellisonなど)、私よりも的を得たコメントを出しています。
みんな、かっこいいわ。
よし、もっとがんばろ。。
では!